2010年11月8日月曜日

はえばる2010ふるさと博覧会

11月6日(土)・7日(日)の両日、南風原小学校運動場などを会場にして「第16回はえばる2010ふるさと博覧会」が開催されました。
南風原小学校PTAも学校創立百三十周年記念事業の資金造成のため出店を出しました。
多くのPTA役員、保護者、教職員の力を結集し、カレーライス、沖縄そば、焼き鳥、かき氷、ぜんざい、サーターアンダアギーの販売、くじ引き、ゲームを実施して多くの売り上げを記録しました。
ただし、単価を抑えて販売したので、売り上げに比して利益はあまり多く無い見込みです。(まだ、収支の集計結果が出ていません。)

この出店には準備段階から多くの皆さんの協力をいただきました。
計画、準備、仕入れ、調理をほぼ一人で仕切って指揮してくれた方、朝から暗くなるまで準備作業に協力してくれた方、テントの設営、撤収等に力を貸してくれた方、何時間もかけて大量のサーターアンダアギーを作ってくれた方、大繁盛の店内で調理、販売にてんてこ舞いしながら頑張ってくれた方、楽しいゲームやくじ引き実施してくれた方、、、

子供たちにもかき氷の販売など、いろいろ協力してもらいました。
中でも一人の女の子の姿に注目しました。
この子は、使用済みの湯飲みを下げて、ある程度まとまった数になったら洗い場に持っていく、洗った湯飲みをかごに入れて麦茶のキーパーの脇に置くという地味で目立たない作業を黙々と、一生懸命、しっかりと実施していました。
かき氷の販売などに比べれば、子供にとってつまらない作業だったかも知れませんが、お客さんにサービスする上で必要な、大切な仕事です。
この仕事を一生懸命している姿を見ていて、家庭でのご両親の躾け、しっかりした教育が伺われるようでとても感心しました。

そんなわけで、今回のPTAによる出店は成功裏に終わりました。

2010年10月26日火曜日

子供の安全について

先週の金曜日(10月22日)にうるま市で小学2年生の男の子が、突然の大雨で増水した側溝に落ち、川に流されて死亡するという、大変痛ましい事故がありました。
子供が落ちた側溝は、どこにでもあるような幅、深さとも30センチから50センチ程度で、こんなところで人が流されるのか?と思うような所です。
しかし、事故は起き、一つの命が失われてしまいました。

流された子の父親は、私の職場の同僚です。
机を並べて、毎日一緒に仕事をする仲間で、一番信頼できる人でした。
事故直後にお宅に伺ったときは、かける言葉も無く、見ているこちらが辛いほどでした。
末の妹が「お兄ちゃんの時間が止まってしまったの」とつぶやいた時は、可哀想でいたたまれませんでした。

このブログを見て下さっている方に子供がいれば、絶対に雨の日は川に近づくな!と教えて下さい。
自分のいる所で降っていなくても、川の上流に降った雨で突然増水することがあります。
近年は、地球温暖化の影響からか「記録的豪雨」という表現をよく聞きます。
突然の大雨による激流は、大人でも流されてしまう程の大きな力をもっています。
小さな川、普段は水の流れの無いような側溝でも油断せず、十分注意するように教えてあげて下さい。

今回の事故は、午後8時半頃に起こっています。
小学生は、暗くなる前に家に帰るように躾けて下さい。
今の時期は日に日に日没が早くなり、あっという間に暗くなります。
子供が、夜外で遊ぶのは大変危険です。
6時頃までには、家に帰るように教えて下さい。

同じ職場の同僚で、彼と家族付き合いしている者がいます。
事故に遭った子は、よく家に遊びに来ていたそうですが、とても素直な優しい子で、奥さんがいつも感心していたということです。
その奥さんは、この子を外で見かけたときは、「早く家に帰りなさいよ」といつも声を掛けていたということです。
しかし、事故当日、たまたま見かけたときに、ちょっと距離が離れていたため声を掛けなかったそうです。
その事が残念で、悔しくて、申し訳ないと、責任をも感じていると言うことです。

このブログを見て下さっている方にお願いです。
暗くなっても外で遊んでいる子供を見かけたら、「早く家に帰りなさい」と一声掛けてあげて下さい。
お願いします。

2010年9月20日月曜日

女子中学生強姦、自殺事件

沖縄で痛ましい事件が起きました。
女子中学生が10代の複数の少年達に強姦され、自殺したという事件です。

夏休み前の日曜日の朝、豊見城市内の公園で男女10人が飲酒し、泥酔させた女子中学生をトイレに連れ込んで性的暴行をしたというものです。女子中学生は事件後自殺し、10代の少年3人が逮捕されています。

事件の詳しい状況は、新聞報道のみでよく分かりませんが、こういう事件が起きてよく言われるのが「被害女性に罪は無い」です。
自殺してしまった中学生に対しては痛ましく、可哀想ですが、誤解を恐れずに言わせてもらえば、この言葉は非常に無責任だと思います。

女子中学生が、男たちと公園で泥酔するまで飲酒する、ということがどれほど危険なことなのか。確かに「罪は無い」(未成年飲酒という罪はあるにしても)かも知れませんが、「大きな過失があった」と言えます。
単に「罪は無い」と被害者を擁護するのは簡単ですが、「過失があった」ということをはっきりさせなければ、今後こういう犯罪を減らすことはできないと思います。

家の中に、外から見えるように現金を山積みし、鍵もかけないで外出して泥棒に入られた者に「あなたに罪は無い」と言うだろうか。私なら「ばか」と叱咤します。
不謹慎な例えかもしれないが、「男はサルだ」と女子中学生に教えてもらいたい。
私も男性であり、男性の欲望は知っているつもりです。10代後半から20代の男は、はっきり言ってサルと一緒です。

女性は、男性よりも遥に大きなリスクを負っています。
男性は、負っているリスクが小さい上に欲望は大きく、一般的に攻撃的な性格が強いのです。
「被害女性に罪は無い」と教える前に、若い女性達にこの事をしっかり教えていただいて、自らの身を守ってもらいたいと思います。

それにしても、地元新聞2紙の扱いが思いのほか小さいのが気になります。

2010年9月19日日曜日

lool さんへ

loolさん、私のブログをご覧いただきありがとうございます。
しばらく更新をしていなかったために、loolさんのコメントに気がつかず失礼しました。


さて、PTAへの入退会の自由について、おすすめのHP http://ttchopper.blog.ocn.ne.jp/を拝見しましたが、何かしっくりきません。
何年もPTA活動をやってきた経験から、いろいろな問題があることは理解しているつもりです。
しかし、入会したくない、という理由は何でしょうか?
1.会費・
寄付金等に対する疑問がある。
2.活動に忙殺され、家庭の時間がなくなる。
3.夫婦共働等で時間・余裕がなく無理だ。
.PTA会費納入方法について疑問がある。
.活動そのものの意義に疑問がある。
日Pの活動・運営等に疑問がある。
7.人と付き合うのが苦手だ。
PTAの入退会自由に関する要望書http://www.shomei.tv/project-1539.html#detailを読む限り、上記が主で、そして5、6の理由が続くと思いますが。。。


私には、どれも的外れのような気がします。
「父母と教師が協力して家庭と学校と社会における児童の健やかな成長をはかる」というPTAの目的は間違っていないと思いますし、健やかな成長を望まない親はいないと思います。
この目的を達成する手段としてPTAの場があり、教師や他の保護者と交流をはかり、活動しています。
正直な所、私も5に関しては、若干の疑問がありますが、活動すべてを否定するものではないし、皆で話し合って解決していくことができると思います。決して入会を否定するものではないと思います。


会費の問題に関しても各PTAでの話し合いで解決が可能ではないでしょうか?


私の所属する小学校PTAでも2と3に関する役員決めは、いつも苦労します。
しかし、例えば日曜日に実施するPTA作業(主に草刈り)は多くの保護者が積極的に参加してくれます。
朝の読み聞かせ活動も、参加可能のお母さん(時にはお父さんも)が各教室で定期的に行っています。
多くの保護者にとって入退会の可否よりも2と3の理由による、活動へ参加できないことが問題なのではないでしょうか?
この問題は、家庭の形態の変化(夫婦共働、母子・父子家庭等)により、活動に割ける自由な時間がないという根本的な問題があります。
しかし、草刈り作業等の参加に見られるように活動へ協力する意志は高いと思います。


活動の内容・束縛時間に関しては、大きな問題であり、一朝一夕に解決できないと思いますが、無理をせず、皆で仲良く、出来ることを出来るだけ、で良いのではないでしょうか。
法的に入退会の権利どうのこうのと問題を叫ぶよりも、中に入って他の保護者と交流したり、先生方と話し合ったりする方が前向きで楽しく、子供にとっても良い結果になると思います。


loolさんのご意見がいただければ幸いです。

2010年9月5日日曜日

2学期制

9月1日から新学期が始まりました。。。が、これは、すでに全国の小中高校一斉の事ではないようです。
南風原町は3学期制なので、百年変わりなく新学期がスタートしたのですが、上の子が通う那覇市内の高校では、2学期制となっていて、まだ1学期が継続しています。
あたりまえに3学期制で育ってきた私としては、2学期制のメリットが何なのか良く分かりません。1学期の途中に長い夏休みがあるとメリハリ、けじめを欠くのではないのでしょうか?教師にとってもメリットは、通知表を書くのと期末テストが1回減る、くらいではないでしょうか?まあ、これだけでもかなりの負担減だとは思いますが。
例えば、9月新学年スタートならば、12月まで1学期、翌年1月から7月まで2学期で、わかりやすくてけじめもつくし、いいとは思いますが、国の年度が4月スタートである以上、学校も4月新学年を変えるわけにいかないと思います。で、あるならば、やっぱり3学期制が自然ではないでしょうか。
2学期制だと始業式・終業式が1回減るのでその分を授業に回せる、そうなのですが、少し疑問です。例えば、中体連(中学校体育連盟)の大会を平日に行っています。この中体連の行事は、いわば、入部することが義務でも強制でもない、運動系の部活動の集大成です。うちの子は残念ながら運動系の部活に所属していないため、中体連の大会の日は、1日応援です。朝から何かの競技を実施している学校に行って応援、当然授業なし。
中体連の大会自体はいいことだと思いますし、級友の応援にいくことも大切なことだと思います。しかし、授業を潰して平日に行う必然はないと思います。で、あるから、始業式・終業式の分で授業時数を増やす、というのは、私にとっては説得力がありません。
何が言いたいのか良く分からなくなってきましたが、学んでいる子供達にとって過ぎた1年は返ってきません。制度の変更をして、弊害の方が大きければ子供達が犠牲になってしまいます。子供達の事を第一に考えてもらいたいと思います。

2010年8月31日火曜日

ブログ再開

明日から9月。
子供達の新学期も始まります。4月25日から休止していたブログを再開しようと思います。

この間に母親が亡くなりました。

入院してからは、姉、妹、弟と交代で病院に泊まり込み、看病を続けました。
食事が摂れなくなって、日々痩せていく姿を見るのは辛いのがありましたが、好きなものを買ってきて、少しでも食べてくれると、とても嬉しく思いました。
最期は水も飲めない状態になって、本当に骨と皮だけになってしまいましたが、延命のためだけの装置はつけませんでした。
幸いに4人の兄弟皆で、臨終を見届けることができました。
葬儀、四十九日、初盆と、慌しく過ぎて、今、親のいない実家は、何かガランとしていて不思議な感じです。

2010年4月25日日曜日

PTAは、義務?強制?

今日は、小学校のPTA総会でした。
PTAでは、私も役員をさせてもらっているので、積極的に参加しています。
しかし、今年も例年どおりというか、相変わらず参加者が少ない総会でした。
まあ、それはそれとして、今年は気になることがありました。
質疑応答で、「PTAへの加入は、義務、強制なのか?」と言う質問があったことです。
「法的には、強制されないのではないか」ということも言っておられました。
本校のPTA会則に「。。。父母と教師が協力して家庭と学校と社会における児童の健やかな成長をはかることを目的とする。」とあるようにPTAの目的は、子供の健全育成です。
これに対して親の立場で、義務とか強制と言う言葉は、出てこないと思うのですが。。。
親が子を育てるのは、義務とか法律とか言う以前に、人として当たり前の行為であり、それを学校の教師と協力してやっていきましょう、というのがPTAだと思います。
義務、法律とは、性質の違うことだと思います。
さらに「PTA会長の立ち位置は、親の側なのか学校側なのか」と、労働争議を例にしたような質問もされていました。
先に会則を示したように「。。。協力して。。。」が趣旨であって、親と学校は対立する立場にはありません。強いて立ち位置を明かにするとすれば、子供の側である、と言えるのではないでしょうか。
何かしっくりこない、本意がどこにあるのか分からない、質問の趣旨でした。
私は、まあ、単純なので、先生方とも他の保護者の方とも仲良く交流したいし、その方が楽しいのでPTA活動をやっています。

2010年4月7日水曜日

高校の入学式

今日、娘の高校の入学式がありました。
新入生のどの子も、義務教育の中学までとは違う、はっきりとした目的意識を持って学ぶという気持ちで望んでいるようでした。
娘の制服姿を初めて見ましたが、普段見ている娘とは違う、少し大人びた、急に成長したような、ちょっと眩しいような感じがしました。

入学式で、先生方の保護者の対するお話の中で特に強調されたのが、生活習慣の事でした。
睡眠はしっかり取らせてください、朝は早く起こしてください、朝食はたっぷり食べさせてください、と教頭先生、生徒指導の先生、クラス担任の先生それぞれが、何度も言っておられました。
「早ね早起き朝ごはん」です。
これは、「早ね早起き朝ごはん」の重要性とともに、習慣化できていない子供たちが多いということだと思います。
小学生、中学生の間に「早ね早起き朝ごはん」の習慣をつけさせることが大切だと思います。
沖縄では、大人の夜型社会が定着しており、これが子供たちに悪影響を与えていると思います。
子供は大人を見て育ちます。
大人から生活習慣を改めていくようにしていければ良いと思います。

2010年4月4日日曜日

興南高校、選抜優勝

昨日の選抜高校野球で興南高校が優勝しました。
甲子園と言うと、何といっても42年前の夏の甲子園、興南旋風を思い出します。
当時小学生だった私もテレビや新聞で報道される活躍を見て、友達と大いに盛り上がりました。
沖縄は、まだ本土復帰前で琉球政府が自治を行っていましたが、米軍人の高等弁務官が琉球政府主席の上に君臨していました。
通貨はドル、車は右側通行、アメリカはベトナム戦争の真っ最中でした。B52爆撃機が嘉手納基地に駐留しており、黒い大きな尾翼をフェンス越しに見たことを覚えています。
そのB52爆撃機が嘉手納で離陸に失敗して墜落し、大きな被害を出したのが同じ年の11月、コザ暴動が起きたのが2年後の1970年でした。
興南旋風には、抑圧された時代の大きな希望の光のような、そういう印象があります。
さて、それから42年、沖縄は甲子園では強豪県の一つとなり、3度目の優勝を飾りました。
優勝するまでの試合の活躍も素晴らしいもので、まさしく隔世の感があります。
で、思ったのが、新聞の報道姿勢です。昨日の紙面は、準決勝の勝利を一面ぶち抜き写真、今日は、優勝を一面見開きの巨大な写真で報道しています。
高校野球をここまで特別扱いする時代は、もう過ぎたのではないでしょうか?
他の高校スポーツ競技で全国制覇してもこんなに大きな報道はありません。
高校野球、それも甲子園に限ったこのような偏向報道は、かえって弊害が大きいような感じがします。

2010年3月28日日曜日

対馬からのハガキ

先日、対馬で教えていただいていた小学校の先生から長女宛に絵葉書が届きました。
長女は、対馬で小学校5・6年の2年間を過ごしたのですが、6年生の時の担任の先生からのハガキでした。
見てみると、どうも娘が、高校に合格した報告をしたらしく、それの返事でした。
少しびっくりしました。
娘が誰かに言われて書いたのか、自主的に書いたのか分かりませんが、感謝の気持ちを忘れないで、先生に報告してくれたのです。
先生もとてもうれしかったと思いますが、私も親として、とてもうれしく、誇らしい気持ちでした。
対馬での恩師、友達との出会い、別れは、娘にとってさみしいこともあったと思いますが、大きな糧のなっていると感じました。
4月から高校生になりますが、このまま素直に育ってくれると信じています。

2010年3月23日火曜日

吹奏楽部定期演奏会

3月21日(日)に南城市佐敷シュガーホールで、南風原中学校吹奏楽部の第5回定期演奏会がありました。
3部構成で、クラシックからポピュラーミュージックまで素晴らしい演奏を披露してくれました。
特にディズニー映画の「美女と野獣」をスクリーンに写しての演奏は、映像と音楽の見事な調和で、観客を魅了しました。
この演奏会は、毎年この時期に行われ、3年生にとって最後の舞台となります。
進学後も音楽の道に進む者、そうでない者、それぞれの未来に向かって歩んでいく事になりますが、3年間一生懸命やってきた事は、人生の大きな財産になると思います。
3年生が大人数であったため、1・2年生は進級後、新入生とともに全体の演奏を今のレベルまで上げるのは大変だと思いますが、県代表を目指して、是非頑張ってもらいたいと思います。

演奏会終了後、他の御父兄と一緒に慰労を兼ねて、顧問の先生と小親睦会を開きました。
いつも難しい顔をしている先生だなと思っていたのですが、話してみると、とても気さくで、楽しく、興味深いお話をしていただきました。
また、先生は、なんと、私の中学校の後輩でした。世の中結構狭いもんだな、と感じるとともに、自分の年を思い知らされました。

2010年3月15日月曜日

「飛び安里」伝説

私の住む南風原町の偉人として、「飛び安里」という人がいます。
職業は花火師で、1780年頃に羽ばたき飛行機を発明して空を飛んだとされます。
飛行した場所と伝えられるのが南風原町津嘉山ということで、顕彰碑もあります。
「飛び安里」の飛行機は、設計図等、資料が何も残っていませんが、町の有志が復元機を製作して飛ばすというイベントもありました。
平賀源内がエレキテルを作ったのが、1776年、「鳥人幸吉」の浮田幸吉が飛んだとされるのが、1785年ですので、ほぼ同年代に大空に挑戦したことは素晴らしいと思います。しかし、「飛び安里」の紹介に「ライト兄弟より100年以上前に…」という下りがあり、これはおかしいと思います。
ライト兄弟が作って飛ばしたのは、人類初の有人動力飛行機であり、「飛び安里」のそれとは全く違うものだからです。
なぜ、ライト兄弟を比較に持ってきたのか理解に苦しみますが、子供たちに間違った情報を植え付けないでほしいと思います。
おとぎ話として伝えるのならともかく、郷土の偉人、郷土の歴史として残そうと思うのなら、正しく評価し、伝えてもらいたいものです。

2010年3月12日金曜日

中学校の卒業式

今日は、上の娘の中学校の卒業式でした。
中学校生活3年間を振り返る、写真やビデオをまとめたDVDの上映が式の始まる前にありましたが、卒業生はもちろん、在校生、そして、我々保護者にとっても興味深く、楽しく見ることが出来ました。
また、在校生が、舞台上からピアノの調べに乗せて卒業生を送る詩を情感たっぷりに朗読してくれました。
写真の、舞台のバックに掲げられているのは在校生が卒業生を送るために描いた壁画だそうです。製作に2週間かかったそうです。
中学校卒業で、義務教育を終了したことになります。親としてやるべき事を尽くしたのか多少の疑問は残りますが、その都度その都度で最良の判断を下して導いてきたつもりです。
まあ、主に力を注いだのは私ではなく妻の方ですが…
幸い、素直に育ってくれていると思います。これから少しづつ親の手を離れていくのだろうと思います。
上の娘は、幼稚園を対馬と沖縄具志川で、小学校1年から4年まで南風原、5・6年を対馬で通いました。
転校を繰り返して、さみしい思いをしたと思いますが、それぞれの地域の先生や友達から良い影響を受けたと信じています。
これまでいろいろな所で、いろいろな方のお世話になりました。
これからも宜しくお願いします。

2010年2月28日日曜日

美ら海水族館

美ら海水族館に行ってきました。
ずいぶん久しぶりで、立体駐車場が出来ていたのでちょっとびっくりしました。
水族館が目的なら、正面入口近くの駐車場よりも、この3階建ての立体駐車場の方が近くて便利です。海洋博公園には似つかわしくない、武骨なイメージの駐車場ですが、夏は直射日光を防げるし、たくさん駐めることができるし、いいことだと思います。
水族館は、相変わらず多くのお客さんで混み合っていましたが、巨大水槽のジンベイザメは何度みても圧倒されます。
入り口近くの、日差しの降り注ぐ水槽や深海の水槽等、いろいろな展示があって飽きません。
巨大な鮫の顎の骨があるコーナーも、じっくり見るといろいろな発見があって興味深いものです。
鮫は胎内で孵化します。これを卵胎生と言うそうですが、先に生まれた子が胎内で他の卵を食べてしまうそうです。食物連鎖の頂点に君臨し、生存競争を勝ち抜く厳しい掟だと思いますが、想像するとぞっとします。
楽しく、また、興味深く水族館を見学できたのですが、昨日のチリ巨大地震で発生した津波の影響でオキちゃんショーが中止になったのは残念でした。

2010年2月23日火曜日

小学校PTA。HP リニューアル

南風原小学校PTAホームページをリニューアルしました。
最初に作ったHPは、ネット上にあったテンプレートをダウンロードして適当に内容を書いたものです。
このHPは、「テーブル」という、表をつくるタグを用いてレイアウトしてあり、「css」という、文字の色や大きさなどを定義する「スタイルシート」をページ内に記述したものでした。
その後、いろいろなHPを見て勉強していくと、この作成法は少し古く、「SEO」という、検索エンジンに最適化したページ作りでもあまり良くないことが分かりました。
で、作り直そうと試行錯誤の末出来上がったのが、NewHPです。
NewHPは、「フレーム」というタグを用いてレイアウトを作ってあります。「css」も別ファイルに記述して、複数のページから文字の色や大きさなどの定義を参照できるようにしました。
苦労したのは、インターネットエクスプローラーやファイヤーフォックス、GoogleChromeといったブラウザソフトによってタグの解釈が違い、表示が異なることです。
レイアウトが崩れているHPの多くが、この解釈の違いによるものです。
私も2台のパソコンを使って表示のチェックをしましたが、なかなかうまく行かず、かなりの時間と労力を費やしてしまいました。
南風原小学校PTAホームページの正式運用は、新年度からの予定ですが、もっと勉強して充実したページにしていきたいと思います。

2010年2月21日日曜日

ありがとう!黄金戦隊かぼっちゃマン!


かぼっちゃマンの最終公演が、2月20日(土)に行われました。
「かぼっちゃマン」というのは、ウーマクー星人率いるとウー軍団から南風原町のわらばー(子供たち)を守るため黄金大主、ストレッチャーマン、かすり姫と共に平成11年に南風原町黄金森に誕生した、元祖ローカルヒーローです。
南風原町という、日本の最南端、沖縄県の南部に位置する小さな町から生まれた、子供達の夢の結晶なのです。
私が「かぼっちゃマン」の話を聞いたのは、6、7年前だと思いますが、最初は、「は、何それ?」という印象でした。
しかし、南風原祭りで彼らのイベントを目にしたときは、圧倒されました。
ストーリー、テーマソング、キャラクターデザイン、舞台の完成度、全て素晴らしく、特にウーマクー星人のアドリブ満載での観客、子供達との掛け合いは、大爆笑で最高でした。そして何といっても、かぼっちゃマンが素晴らしい!バイクに乗って颯爽と登場し、階段駆け上がりや、ウィリーのパフォーマンスは、大人からも拍手喝采でした。
その「かぼっちゃマン」が10年の活動に幕を下ろしました。
もう、彼らの勇姿が見られないのは残念ですが、「かぼっちゃマン」が、南風原から生まれたのを誇りに思います。ありがとう!「黄金戦隊かぼっちゃマン」!

2010年2月15日月曜日

祝!CB400SF 走行距離10万Km達成!

毎日の通勤に使っているバイク、HONDA CB400SFの走行距離が10万Kmを越えました。
写真は、99999.9Kmから00000.0にメータが戻る瞬間です。
平成14年3月に走行距離1万Km程度だったのを中古で購入して8年、雨の日も風の日も。。。台風の日にも走り続けました。
2回コケて、1回バイクに追突されましたが、今日まで怪我なく、大きな故障もなく、頑張ってくれました。
最近はスクーターが多くなりましたが、正直、あっちの方が楽でいいだろうなぁ、荷物もいっぱい積めそうだし、と思うことも多々あります。
しかし、やっぱりバイク!
早川光くんのCB750(古すぎ?)や研二くんのZII(知っている人は知っている)に憧れて、高校生の頃にSUZUKIの50ccから乗り始め、HONDA VT250(一番最初のモデル、当時、長崎県佐世保にいたため、九州全土を回りました。)YAMAHA SR400(北海道をツーリングしました。)等を乗り継いできました。
職場の先輩で、定年までKAWASAKI Z750RSを乗っていた方がいましたが、今でも憧れの人です。
このCB400SFもとてもいいバイクです。私も定年まであと4年半、頑張って乗りつづけようと思います。

2010年2月14日日曜日

雛人形

雛人形を飾りました。
少し前からそろそろ出さなければと考えていたのですが、最近は天候が不順で、湿度の高い日にだすのは嫌だなと、ズルズル今日になってしまいました。
この雛人形は、江戸木目込みといって、木彫りの人形に刻み目をつけ、そこに衣装を埋め込む(木目込む)といった技法で作られています。
妻の見立てで選んだ人形ですが、他の雛人形に比べて派手さはないものの落ち着いた印象で、見ていてあきがありません。
那覇のデパートやおもちゃ店、中部の人形店まで足を伸ばして選んで、三越か山形屋(もう閉店してしまいましたが)で購入した記憶があります。
長女が生まれたときに買ったものですが、その長女も今年は高校生になります。
3人の娘に恵まれて、3人とも大きな怪我や病気もなく、すくすく育ってくれています。
これもお雛様のおかげだと、感謝しなければ…

2010年1月31日日曜日

学習発表会


今日、小学校で学習発表会がありました。
朝からあいにくの雨でしたが、多くの父母が観覧し、子ども達も元気いっぱい演技していました。
町長も見えられていたようです。

頑張って演技している子ども達に対して、観客の大人のマナーは、あまり褒められたものではない様に感じました。
舞台で演技中もザワザワ騒がしいし、頻繁に移動する人も多くいました。
さすがに携帯をいじっている人はいませんでしたが、子どもを見ている大人の姿を、同時に子どもも見ているという事に気づいてもらいたいと思います。

2010年1月24日日曜日

ひまわりIN北中城


「第2回ひまわりIN北中城」に出かけてきました。
北中城中学校裏手の遊休農地2、500坪に30万本のひまわりが植えてあるそうです。
満開に咲き誇るひまわりを見に、多くの見物客が訪れていました。
なぜ今の時期にひまわりを咲かせているかは、分かりませんが、今日は良い天気でひまわりも元気一杯!といった感じでした。
ミツバチも花粉まみれになりながら、せっせと働いていました。
私は今年始めて、新聞に報道されているのを読んで来たのですが、第2回ということなので、去年から実施していたのでしょう。
とても良いイベントだと思います。
もっと多くの方に知ってもらってこのイベントが発展していけば良いと思います。
 
私にとって「ひまわり」といえば、ソフィア・ローレンの映画を思い出すのですが、残念ながら古すぎるのか、Googleで検索してもTOPには出てきません。
映画は、戦争に奪られて行方不明になった夫をソフィア・ローレンが探しに行くのですが、見つけた夫は彼の地で新しい妻と幸せに暮らしていた、というストーリーです。
画面一杯に広がるひまわり畑と切ない音楽が印象的な名作ですが、ガキだった私は、やつれて恐ろしい顔になったソフィア・ローレンよりも若くかわいらしい、新しい奥さんの方がずっといいだろう。。。という下らない感想を持っていました。
感受性。。。というのが無いんですね。

2010年1月23日土曜日

ムーチー



旧暦12月8日(1月20日)はムーチー(鬼餅)の日です。
ムーチーは、沖縄の鬼退治の民話に由来する年中行事の一つで、子どもの健やかな成長を願い、年の数だけ軒下に吊るします。
我が家では、今日皆で餅粉を練って、サンニン(月桃)の葉でくるみました。
烝し始めるとサンニンのいい香りが家中に漂います。
ここ何日か暖かい日が続いたりしましたが、ムーチービーサというだけあって、今日は寒い一日でした。(旧12月8日は、暖かかったですね。)
子どもの頃は、あちこちの家からムーチーを貰って食べた記憶があり、楽しみな日の一つでした。
今の、おいしいお菓子にあふれた時代の子どもたちがどう感じているかは、分かりませんが、 今日、餅粉を練っている子供たちは楽しそうでした。

2010年1月17日日曜日

JAL/JTA「ヤングリ航空教室」


JAL・JTA「ヤングリ航空教室」に娘と一緒に参加しました。
「ヤングリ」とは、ヤング・グリーン・スコッドの略で、JALグループ若手社員が自己成長を図るプログラムだそうです。
航空教室は、その活動の一環としてボランティアで行っている、飛行機のことや空を舞台に働く人の仕事を「より多くの子供たちに知ってもらいたい!」という企画です。
JAL/JTAのいろいろなセクションのスタッフに空港の施設を案内していただきました。
なかなか見ることのできない、ソーティング(荷物の仕分け、搭載)、航務(オペレーション:運行管理、フライトコーディネーター、スケジュール統制等)、ハンガー(整備格納庫)、客室乗務員が訓練する機体のモックアップ、そして現役の機長さんの航空講話と大変興味深く、盛りだくさんの内容でした。
客室乗務員、パイロット、整備士の制服の試着もありました。
具志堅用高さんの登場というサプライズもありました。(具志堅さんの娘さんが客室乗務員で、今日のスタッフでした。娘さんは、とても美人な方でした。)
JAL/JTA全てのセクションの方々が安全運行に一丸となって取り組んでいる様子がよく分かりました。
今日はとても充実した一日を過ごすことができました。
JAL/JTAのスタッフの皆さん、大変ありがとうございました。

2010年1月16日土曜日

路線バス


最近、路線バスによく乗ります。
飲酒運転に対する社会的な目が厳しく(罰則とかに関係なく、飲酒運転はいけない事ですが)宴会等、飲みに行く時に利用します。
バスに乗って感じるのは、結構時間に正確になった、と言うことです。
昔の沖縄のバスを知る者にとっては、隔世の感があります。
なにせ、市内線を1時間以上待った事もありますし、高校生の時は、路線バスで通学して遅刻した経験もあります。
今は、バス停に時刻表がありますし、書いてある時刻と何十分も違うことはほとんど無いと思います。
さすがに本土のバスの正確性とは、まだ差がありますが、使えるレベルになったと感じます。(特に市内線は便利です。)
沖縄のバスに対する疑問が、追い越し車線を走ることと、乗り降りの無いバス停をスルーすることです。
この2つを続けると予定の時刻より早くなってしまうと思うのですが、バス停で時間待ちする様子もありません。
バスの乗客からすると、バスがバス停に予定より少々遅く到着するのと、早く通過してしまうのとでは、後者の方が大きな迷惑です。
時刻表に書かれた時間に合わせてバス停に着いたら、既に予定のバスは通過した後だった、何て言うのは最悪です。
それとも、そうやって走ることを前提に時刻表が作成されているのでしょうか?

2010年1月13日水曜日

寒い日は胸をはって歩こう!


今朝の那覇の最低気温は、12.6度だったそうです。
寒い季節を迎えると以前、数年間住んでいた対馬市を思い出します。
対馬市は、長崎県に属していますが、九州本土よりも韓国に近く、対岸のプサンとは、50km程しか離れていません。
夜には綺麗なプサンの夜景が見られます。
九州最北で玄界灘に浮かぶ対馬は、冬、朝鮮半島からの北風が強く、とても寒いところで、気温は零度を下回ります。
対馬在住中にコタツ、ファンヒーター、ホットカーペット等の暖房器具を買い揃えました。
朝、目が覚めると部屋の温度は冷蔵庫よりも下がっており、布団からなかなか抜け出せず、ファンヒーターで部屋を暖め、ホットカーペット以外の所は踏まないように歩き、コタツに潜り込む、といった具合でした。
着替えもコタツの中に入れて暖めてから着たものです。
その対馬に比べると沖縄の冬は大したことない、と言いたい所ですが、やっぱり寒い時は寒い。
寒いと肩をすぼめ、背中を丸め、下を向いて歩きがちです。
そこで!寒い日こそ、胸を張って歩きましょう!
グイと胸を張り、風に向かって顔を上げ、大きく手を振って、大股で歩きましょう!
颯爽とカッコよく歩いている自分に気づくはずです。
人間は単純なもので、それだけで気持ちも何だか明るく、前向きな気分になります。
明日は、今日よりも冷え込むようです。
さあ、寒い日こそ、胸を張って歩きましょう!

2010年1月7日木曜日

小学校PTAのホームページ

 小学校PTAのホームページを作成しました。
ホームページのURLは、 http://haebarusyoupta.web.fc2.com/ です。
誰の許可も承認も得ていないため、未公認ですが、ここをPTA会員の情報交換、交流の場にしていけたらいいなと考えています。
ID、パスワードを入力して表示される「PTA会員専用ページ」もあるので、まあ、使えるんじゃないかと思います。
勝手にホームページを作ったのは、実は、ホームページの作成に興味があったというのが大きな理由ですが、ネット上には作成指南のページや無料テンプレートがあって、意外と簡単にできるものだなあと感じました。
 今のところブログに毛の生えた程度のページなので、偉そうなことは言えませんが。

2010年1月4日月曜日

「平和の光」 いとまんピースフルイルミネーション

1月3日のイベント最終日に「平和の光」 いとまんピースフルイルミネーションを見に行ってきました。
入場料高校生以上200円、中学生以下無料
沖縄県立芸術大学の学生による数々のイルミネーションが美しく、特に入場してすぐ目の前に現れる滝のようなオブジェは素晴らしいの一言につきます。
「花フェスタin糸満観光農園」が同時開催されており、 他にも大道芸人のパフォーマンスがあったり、バンジートランポリン等の遊具(有料)があったりと、なかなか楽しめました。
数年前までは糸満西崎親水公園で実施していて、無料でした。
しかしなぜか、当時と比べると少し「平和の光」というアピールが弱まっているように感じられます。
「平和」と殊さら強調しなくても平和に過ごせる事が良い事なのかもしれませんが、世の中の流れは注意深く観察し、安易に流される事の無いようにしなければならないと思います。

2010年1月1日金曜日

2010年 お正月


2010年がスタートしました。朝は、東の水平線付近が少し曇っていて、初日の出は拝めませんでしたが、日中は良く晴れて、暖かく気持ちのいい一日でした。
沖縄では、さとうきびの穂が開き、間もなくキビ刈りの季節を迎えます。
昨年は、中学生の暴行事件や普天間移設問題等で落ち着きの無い1年でしたが、今年は沖縄にとって良い1年になればいいなと思います。
今日は、妻の実家や自分の実家をまわって、お正月しました。
子供達は、お年玉が貰えて満足だったでしょう。