2010年9月5日日曜日

2学期制

9月1日から新学期が始まりました。。。が、これは、すでに全国の小中高校一斉の事ではないようです。
南風原町は3学期制なので、百年変わりなく新学期がスタートしたのですが、上の子が通う那覇市内の高校では、2学期制となっていて、まだ1学期が継続しています。
あたりまえに3学期制で育ってきた私としては、2学期制のメリットが何なのか良く分かりません。1学期の途中に長い夏休みがあるとメリハリ、けじめを欠くのではないのでしょうか?教師にとってもメリットは、通知表を書くのと期末テストが1回減る、くらいではないでしょうか?まあ、これだけでもかなりの負担減だとは思いますが。
例えば、9月新学年スタートならば、12月まで1学期、翌年1月から7月まで2学期で、わかりやすくてけじめもつくし、いいとは思いますが、国の年度が4月スタートである以上、学校も4月新学年を変えるわけにいかないと思います。で、あるならば、やっぱり3学期制が自然ではないでしょうか。
2学期制だと始業式・終業式が1回減るのでその分を授業に回せる、そうなのですが、少し疑問です。例えば、中体連(中学校体育連盟)の大会を平日に行っています。この中体連の行事は、いわば、入部することが義務でも強制でもない、運動系の部活動の集大成です。うちの子は残念ながら運動系の部活に所属していないため、中体連の大会の日は、1日応援です。朝から何かの競技を実施している学校に行って応援、当然授業なし。
中体連の大会自体はいいことだと思いますし、級友の応援にいくことも大切なことだと思います。しかし、授業を潰して平日に行う必然はないと思います。で、あるから、始業式・終業式の分で授業時数を増やす、というのは、私にとっては説得力がありません。
何が言いたいのか良く分からなくなってきましたが、学んでいる子供達にとって過ぎた1年は返ってきません。制度の変更をして、弊害の方が大きければ子供達が犠牲になってしまいます。子供達の事を第一に考えてもらいたいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿