2010年9月20日月曜日

女子中学生強姦、自殺事件

沖縄で痛ましい事件が起きました。
女子中学生が10代の複数の少年達に強姦され、自殺したという事件です。

夏休み前の日曜日の朝、豊見城市内の公園で男女10人が飲酒し、泥酔させた女子中学生をトイレに連れ込んで性的暴行をしたというものです。女子中学生は事件後自殺し、10代の少年3人が逮捕されています。

事件の詳しい状況は、新聞報道のみでよく分かりませんが、こういう事件が起きてよく言われるのが「被害女性に罪は無い」です。
自殺してしまった中学生に対しては痛ましく、可哀想ですが、誤解を恐れずに言わせてもらえば、この言葉は非常に無責任だと思います。

女子中学生が、男たちと公園で泥酔するまで飲酒する、ということがどれほど危険なことなのか。確かに「罪は無い」(未成年飲酒という罪はあるにしても)かも知れませんが、「大きな過失があった」と言えます。
単に「罪は無い」と被害者を擁護するのは簡単ですが、「過失があった」ということをはっきりさせなければ、今後こういう犯罪を減らすことはできないと思います。

家の中に、外から見えるように現金を山積みし、鍵もかけないで外出して泥棒に入られた者に「あなたに罪は無い」と言うだろうか。私なら「ばか」と叱咤します。
不謹慎な例えかもしれないが、「男はサルだ」と女子中学生に教えてもらいたい。
私も男性であり、男性の欲望は知っているつもりです。10代後半から20代の男は、はっきり言ってサルと一緒です。

女性は、男性よりも遥に大きなリスクを負っています。
男性は、負っているリスクが小さい上に欲望は大きく、一般的に攻撃的な性格が強いのです。
「被害女性に罪は無い」と教える前に、若い女性達にこの事をしっかり教えていただいて、自らの身を守ってもらいたいと思います。

それにしても、地元新聞2紙の扱いが思いのほか小さいのが気になります。

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